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Job Priority Card

​「何のために私は働いているんだろう」を見よう!

【こんな方にオススメ】

就職活動中の学生、企業の人事担当者、​学校関係者、キャリアの専門家

ジョブプライオリティカードは、多くの学生(迷える社会人)が抱える「なんのために働くのだろう?」を見える化することができる仕事観確認カードです。

20個の仕事観が書かれたカードを仕事を行う上で大事にしたい優先順位を考えながら並べることで、「今」自分の中で何が大切なのかを振り返る自己理解ツールとして使用することができます。

 

また、チームで仕事観を共有することで、お互いの考え方や仕事に対する姿勢を理解しやすくなります。その結果、チームメンバー同士のコミュニケーションがスムーズになり、意見や情報の共有がしやすくなることで「チームワークの向上」「生産性の向上」「定着率の向上」「モチベーションの向上」などのメリットが見込めます。

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変化する仕事意識

多様性や情報過多により現代社会において、仕事選びは困難になったと言えます。

「選択肢の増加」「情報の多さ」

「価値観の多様性」「レビュー情報の増加」

多様性の進展により、仕事の選択肢が増え、それだけ検討するべきポイントが増加しています。これにより、自分自身の能力や価値観に合った仕事を見つけることがより困難になっています。

また、インターネットやSNS、レビューサイトの普及により、様々な情報が瞬時に入手できるようになりました。一方で、情報の信頼性や取捨選択については、自己判断が求められるようになり、これが新たな課題となっています。

​自己判断の基準を明確にしていかないと、情報に埋もれて選択できない状況になってしまいます。

変化する採用環境

2025年卒から条件を満たしたインターンシップに参加することで直採用が可能になります。これまでは、インターンシップから早期選考へ誘導する採用活動が多くの企業で暗黙の了解として行われていましたが、就活ルール上はNGの選考方法でした。

しかし、2025年卒の就職活動に臨む学生以降から、一定の条件を満たすことでインターンシップ参加者を直接採用に情報を活用することが認められました。

​このことから、新卒採用の動きも大きく影響していくことから「新卒採用プロセスの見直し」「インターンシップの重要性が高まる」「新卒採用人数の減少」「新卒採用と経験者採用の境界線が曖昧になる」などが考えられます。

​企業側はこれまでの様に情報を提供するだけでなく、一人ひとりに寄り添った採用活動がメインになることから、学生の仕事観理解が必要になります。

誰でも使えるカード

並べ方にルールはありません。
イラスト入りの直感的なデザインで

専門的な知識がなくても使用可能
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①思いのままカードを並べてみましょう。

・並べ方は自由。自分が大切にしたいことを意識しましょう。

​・並べ難い場合は、「今」を意識してみましょう。 

 将来も含め考えると、あれもこれも必要に思えます。 

 今何を重視するのかを考えてみましょう。

 

②優先順位が説明できるか考えてみます。

・理由が説明できない部分が出るかもしれません。この並びにこだわる理由は何がありますか?

 

記録の写真を撮影します。

④周囲の人に意見を聞きます。

・学生(学内就職支援、ジョブサポーター、企業採用担当者、家族など)

・社会人(先輩、上司、人事担当者、家族など)

⑥意見を参考にして、並べ直してみます。

​ひとりで自己理解する方法
グループで共有する方法

【使用シーン】

・会社見学やインターンシップ

・内定者研修、新入社員研修

・キャリア面談での1on1​ など

​​【人数】1グループ 2〜5名がオススメ 

【時間】30〜60分前後

 

①思いのままカードを並べてみましょう。

・並べ方は自由。自分が大切にしたいことを意識しましょう。

②優先順位が説明できるか考えて、記録の写真を撮影します。

 

③参加メンバーで発表者のカードを囲み理由を共有します。

 

④話を聞いて気づいたことについて進行役(面談者)が質問を行います。

⑤再度、「今」を考えた上での優先順位を並べ直します。

最初に並べた優先順位と変わる人もいれば、変わらない人もいます。進行役(面談者)は、順位が変わった理由、変わらなかった理由を確認・共有してワークは終了となります。

⑥記録の写真を撮影します。

【プラスワン】

時間をかけたワークを行う場合は、質問だけでく自社の考え方をカードで説明したり、自身の未来や過去をテーマに並べてもらうなどして、今との違いを感じてもらうことも可能です。

【例】

①学生と先輩社員とのワーク

先輩社員が入社時に考えていた並びと、現状の変化を理由と共に共有。

②新入社員研修でのワーク

5年後の自分がどうなっていたいかを考えての並べ直し。

③役員を入れてのワーク

​役員としての並びと、個人としての並びの違いを共有

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並べた順番に善し悪しはありません

仕事の優先順位は人それぞれです。良いも悪いもありません。重要なのは、「なぜこの並びになっているのか」を自分の言葉で話せること。

「なぜ、規則的に並べているのか。」

「なぜ、不規則に並べているのか。」

「なぜ、グループになっているのか。」

みんなと同じ様に並べる必要はありません。

 

仕事における優先順位は自分の環境や周囲の環境変化に大きく影響されて変化していくものです。学生時代、新社会人時代、役職の変化、退職時などで優先すべきことは変わります。ただ、変化していくことを意識していないと、「今」全てを必要だと勘違いしてしまいます。

​「過去」でも「未来」でもなく、「今」何を優先すべきだろう。

チームメンバーはどんな仕事観で働いているのか、なぜ人によって思いがうまく伝わっていかないのか。

​皆、違って当然だと言う認識をした上で、改めて仕事に対する考えの違いを見てみましょう。

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